2020/08/09

読んでみたい本 僕は君たちに武器を配りたい 瀧本哲史

努力すれば報われる、というようなことは、すぐにコモディティー化するから、やらないほうが良い。
といった内容のようです。
つまり、繰り返す、精度をあげる、仕事は、機械に任せられる。プログラムに、AIに。

第 1 章   勉強 でき ても コモディティ
 第 2 章  「 本物 の 資本主義」 が 日本 に やってき た 
第 3 章   学校 では 教え て くれ ない 資本主義 の 現在 
第 4 章   日本人 で 生き残る 4つ の タイプ と、 生き残れ ない 2つ の タイプ
第 5 章   企業 の 浮沈 の カギ を 握る「 マーケター」 という 働き 方
第 6 章   イノベーター = 起業家 を 目指せ 
第 7 章   本当は クレイジー な リーダー たち 
第 8 章   投資家 として 生きる 本当 の 意味 
第 9 章   ゲリラ 戦 の はじまり

やはり10年前の本なので、1980円も払う価値があるか、悩ましいです。
日本に住んでいたら、図書館で借ります。
しかも第四章の、 日本人 で 生き残る 4つ の タイプ と、 生き残れ ない 2つ の タイプ、で検索したら、一ページ目に詳細要約が出てきちゃった。もう買わないかな? しかもこの要約、続けて要約した人の感想が、ニュー・ワールド・オーダー、ワン・ワールドみたいな陰謀論でおなじみのワードとともに書かれていて、楽しいことこの上ない。



ズーっと、国力≒人口、みたいな歴史が続いて、大きい人口の社会を安定的に維持するには、努力すれば報われる、みたいな思想が必要だったが、前提条件である人間の繰り返し労働の価値が、科学の進歩により、価値がゼロに近づきつつあるので、
労働者の視点から見るとそうですが、消費者としては良い時代がおとずれつつあるように思います。
コモディティーって先物取引のことかと思っていたら、コモディティ化=儲からなくなる、という意味もあるんですね。
その、原油や穀物に金プラチナみたいな価値のなくならない、産業の基幹をささえる、生きていくうえで最も不可欠、昔からみんなが信じる、みたいなイメージでした。
ホントにコモディティ化で価値がなくなるなら、無料のコモディティーだけ消費して生きていきたいです。
スペシャリストの給料もコモディティ化すると、発展途上国の非熟練労働者の時給に収れんする≒タダ同然、ということですね。

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