2020/08/23

読書感想 本の「使い方」 1万冊を血肉にした方法 出口 治明

 著者はライフネット生命の創業者です。

この方法を参考にするためには、活字中毒であることが、必要条件です。私も活字中毒なので、お金持ちでも図書館を活用するのか~など、思いながら読みました。趣味とリラックスが読書ではないフルタイムワーカーには出来ないワザです。この方は目次はあまり読まないそうですが、私もです。もしかしたら、小学校低学年からの活字中毒ではないのか、と思いました。子供は目次は読まないので。大人になってから、目次を読んで、その章を読むべきか、時間と相談するので。

紹介されていた本も面白そうなものが多かったです。ここだけでも価値があります。

「新しい分野を学ぶためには、5~6冊選び、まず、分厚い本から読む。」というのは実践してみたいです。分厚い本を出すには、それなりの著者でないと出版させてもらえないので、ハズレは少ないそうです。とりあえず、分厚いのを読み切り、薄い本で頭を整理するそうです。

また、古典についても、なるほどですが、私には難しすぎて読めないかな?

2020/08/22

新しいことを受け入れられない。

年を取るにつれ、子供のころの習慣が抜けない。


8/21 雨が続いていて、涼しいです。 途端に水でのシャワーが気が進まない。2020年は例年より雨が多く、猛威を振るうサバクトビバッタが当地では被害を出しておらず、ありがたい。

暑くて死にそうでないと、お湯がいい。 保温のバスタブが欲しい。

冷房が骨に痛い。特に関節。

かといって酷暑も非常にツラく、暖められたレンガの天井や壁が、拷問のよう。

赤外線ヒーターと化したレンガと断続的な冷風が、とてもこたえるのに、パキスタンでは「24時間クーラーをつけて」と悪しざまに言われる。(正確には停電すると止まります。)日本では、生活保護でも、エアコンは文化的な最低限度の生活、と認められているのに。


これから老化するにつれ、パキスタンの食事もカラダが受け付けなくなるのだろうか。

これからパキスタンが豊かになれば、エアコンも、種類の少ない食材も、解決するのだろうが、自身の老化スピードを上回るのか心配。配送のコールドチェーンはあきらめているが、野菜の種類はどうにかならないのか? モロヘイヤとモロッコインゲンが食べたい。


何十年もパキスタンに住み、老後を過ごしている日本人もいらっしゃるようですが、身体が私と違うのでしょうか? それとも覚悟が?

2020/08/21

読書感想 ウソつきの構造 法と道徳のあいだ (角川新書) 中島 義道

 著者の人柄で読ませる哲学書。


普段、私は緻密な思考をしていないので、ついていけないと感じることも多々。


他にも興味深い本を書かれていらっしゃって、kindle unlimitedもあるので、読んでみたいです。

2020/08/09

読書感想 知りたくないではすまされない ニュースの裏側を見抜くためにこれだけは学んでおきたいこと 江崎道朗

外交も国際政治も軍事も、今まで読んだことがなかったので、とても新鮮で楽しめました。
主にアメリカについて書かれています。
著者は日本に大きな被害を与えうる国として、アメリカ・中国・ロシアを挙げています。だから、アメリカについて知っておく必要があるそうです。
また、アメリカの考え方は合理的で、国際政治について学ぶなら、良い題材でしょう。
トランプ大統領と共和党についても多く紙面を割かれています。

読書感想 小松左京 筒井康隆

 今、kindle unlimitedで小松左京・筒井康隆の小説が読める。

中高生のころ、図書館や古本店頭ワゴンセールで買ってよく読んだので懐かしい。SF小説。

筒井康隆は短編が好きです。落語みたいなオチのつく話が好きです。

小松左京は、昔さらっと読んだものを再読すると、何十年も前のSFなのに、感心すること多々。

小説家ってすごい!

読んでみたい本 僕は君たちに武器を配りたい 瀧本哲史

努力すれば報われる、というようなことは、すぐにコモディティー化するから、やらないほうが良い。
といった内容のようです。
つまり、繰り返す、精度をあげる、仕事は、機械に任せられる。プログラムに、AIに。

第 1 章   勉強 でき ても コモディティ
 第 2 章  「 本物 の 資本主義」 が 日本 に やってき た 
第 3 章   学校 では 教え て くれ ない 資本主義 の 現在 
第 4 章   日本人 で 生き残る 4つ の タイプ と、 生き残れ ない 2つ の タイプ
第 5 章   企業 の 浮沈 の カギ を 握る「 マーケター」 という 働き 方
第 6 章   イノベーター = 起業家 を 目指せ 
第 7 章   本当は クレイジー な リーダー たち 
第 8 章   投資家 として 生きる 本当 の 意味 
第 9 章   ゲリラ 戦 の はじまり

やはり10年前の本なので、1980円も払う価値があるか、悩ましいです。
日本に住んでいたら、図書館で借ります。
しかも第四章の、 日本人 で 生き残る 4つ の タイプ と、 生き残れ ない 2つ の タイプ、で検索したら、一ページ目に詳細要約が出てきちゃった。もう買わないかな? しかもこの要約、続けて要約した人の感想が、ニュー・ワールド・オーダー、ワン・ワールドみたいな陰謀論でおなじみのワードとともに書かれていて、楽しいことこの上ない。



ズーっと、国力≒人口、みたいな歴史が続いて、大きい人口の社会を安定的に維持するには、努力すれば報われる、みたいな思想が必要だったが、前提条件である人間の繰り返し労働の価値が、科学の進歩により、価値がゼロに近づきつつあるので、
労働者の視点から見るとそうですが、消費者としては良い時代がおとずれつつあるように思います。
コモディティーって先物取引のことかと思っていたら、コモディティ化=儲からなくなる、という意味もあるんですね。
その、原油や穀物に金プラチナみたいな価値のなくならない、産業の基幹をささえる、生きていくうえで最も不可欠、昔からみんなが信じる、みたいなイメージでした。
ホントにコモディティ化で価値がなくなるなら、無料のコモディティーだけ消費して生きていきたいです。
スペシャリストの給料もコモディティ化すると、発展途上国の非熟練労働者の時給に収れんする≒タダ同然、ということですね。

読書感想  鼻 (角川ホラー文庫) 曽根 圭介

短編 小説 集。

現代の不安感を小説に。


家庭での私

職場での私

趣味をやっているときの私

フェイスブックでの私

ツイッターでの私

ヤフオク評価の私

いろんな私を演じ分けているのに、一つの信用スコアというのがキモチワルイ。

今の時代の気持ち悪さを、拡大して見せてくれるような小説。

結構楽しめたし、さらっと読める。(私はじっくり読みこむのは苦手。)