自分の子供の出来が悪いことに、衝撃を受けています。
上の子は、5歳です。日本なら、今度の4月に小学校入学です。
日本なら、年長さんって、自分で絵本とか大きな字の児童書が読めますよね。
私の小学校一年生だった時の、絵日記帳が残っているんですが、この子は、とってもじゃないけど、文を書いたりできないでしょう。
毎日の宿題で、日記をつけていた記憶があります。嫌いな宿題はやらない子だったので、結構、楽しんでいたはずです。当時は表現するのが好きだったので、面白い事を書いてやろう、とちょっと意気込んでいました。書くことがないと、今日の給食レポートでした。
ウルドゥーって、日本語よりずっと難しいのでしょうかね。
自分の思っていることを、文で書くなんて、到底、出来そうにありません。
読むのすら、全くダメです。
次の子は、3歳です。もうすぐ4歳になります。
幼稚園は、2~3歳のクラスに入っています。年相応の3~4歳のではなくてね。
連絡帳に、『きれいに色塗りができていません。』だって。
幼稚園の環境に慣れるまで、1歳下のクラスに、って話だったのに。
まあ、父親に似たら、勉強が出来るはずはないんだけどね。
shaziaさんのお住まいの地域やお子さんが通っている学校の「媒介語(授業で使われる言葉)」を知らないのですが、ウルドゥーより英語に重きを置く地域・学校が増えています。そのために、大卒でもウルドゥーのスペルを間違える子がかなりいるそうです。
返信削除難しい、というよりは、書く機会が少ないから。
日常的にはウルドゥーで話しているのに、友達への手紙をウルドゥーで書くのが面倒で英語で書く、という子もかなり。
周りの子が「基本を繰り返す」ことを済ませた時期にお子さんが加わって、お子さんが基本を覚えながらみんなと一緒に読みの練習をしているとすると、それはかなりキツいと思います。
私の娘は小6の時に1年間(予定は3年以上だった)パキスタンで過ごしました。
子供の頃から家ではウルドゥーで会話していたので、普通の会話はパキスタンの家族とできるレベルでした…小6にしてはウルドゥー語彙が小2,3ぐらいだったかもしれませんが。
パキスタンの学校に通うために、小学校に入った頃から少しずつウルドゥーの読み書き(でも「書き」は難しかったようです)をしていたので、たどたどしいながらも読めました。
それでも学校で大変だったようです。
それは、娘は「時間をかけてどうにか読み書きができる」レベルでしたが、周りは日本の小6の国語レベルの内容を読み書きしていたので、それについていくのが精いっぱい、というか、ついていけない状態でした。
元々勉強が嫌いな子だったのも原因ですが。
お子さんに、メモ式に毎日起きた事を短い文章で書かせるようにしてみてはいかがでしょうか。
あるいは、国語(ウルドゥー語)の教科書を毎日数行ずつでもいいので、読みと書きをさせてみるとか。
あと、パキスタンの幼稚園の色塗りは日本のそれとは違います。
私の娘もパキスタンで言われました。
「この子は塗り方を知らないの?」
幼稚園では娘の絵の評価はよい方だったのに。
パキスタンでは、「絵(塗り絵)の色の塗り方」は、縁を濃くなぞった後に、その中を薄く塗る、という、日本では「一昔前の、きれいな塗り絵の塗り方」です。
縁をなぞらず、色が縁からはみ出たり、塗り残しがあるのは「下手」と見なされます。
日本ではそんなの関係なく、自由に塗るのがいいのですが。
ということで、私は嫌いな塗り方なのですが、この「縁をなぞった後に中を薄く塗る」方法を練習してみてはいかがでしょうか。
やり方を学校側が「できて当たり前」「知っていて当たり前」「できないなら家で(家庭教師をつけてでも)教えるのが当たり前」と思っていると、学校で教えてもらえずに、お子さんが必死に自分で試行錯誤しなければならないかもしれません…
学校にもその辺りの認識をなくしてもらい、きちんと教えてもらえるようにお話してみてはいかがでしょうか。
長くなってしまい、ゴメンナサイ。
また長い話で済みません。今思い出した事ですが。
返信削除パキスタンの幼稚園の児童が、ウルドゥーの教科書を「何が書いてあるか全て理解して」読んでいるかは謎です。
今25歳の姪(媒介語が英語の学校に通学)が幼稚園の時、彼女が宿題で回答の文章を自分で考えて自分で書いていたという記憶がありません。英語のドリルでも「正しい文を選びなさい」で「F(間違い)」「T(正しい)」を書いたり、単語を書いたり。でも、その時も問題文を指して、「これ、何て言っているの?」と聞いていました。
ウルドゥーの宿題も、決められた文章や単語をつづる、というものだったと思います。
ちなみに、クルアーンを読み始める準備(カーイダを読む)のは4歳からが殆どですが、5歳ぐらいでもヒッジャ(ヒッジェ)という、日本語でいうと、「B、A、バ、K、U、ク」という、スペルを読みながら一つ一つの文字を読み進める、という方法をとって少しずつヒッジャで読むのをやめ、普通の読み方をするようにします。
ウルドゥー語にはアラビア語にない文字・つづり方があるので、クルアーンを読める子でもすぐにすらすら読めるわけではありません。
幼稚園や小学校低学年のイスラーム学の教科書は問答形式なのですが、子供達は問答を口答で暗記するようです。先生もそれでOKのようです。ある項で一部彼女(姪)が間違えて覚えてしまい、母親に叩かれながら(何度も同じ間違いをするので)覚えていました。彼女は成長し大学で経済学を専攻、卒業しました。
私の友人の娘さんが1、2年間パキスタンの幼稚園に通っていました。途中で一時帰国した時持参したテスト結果をみたら、彼女はほぼ満点で、クラスで1位の表彰を受けたそうですが、ウルドゥー語の文字をつなぐテスト(つづり方)とか指示された色で色を塗れたか、などでした。本人が文章を読んだ、というより、先生がテスト用紙の問題を読み上げて子供達が答えを書く、というものだったようです。
去年、長女が落ちこぼれていた時、終わったテストの問題用紙、解答用紙を見たい、と先生にお願いした時、要領を得ない感じでした。クラスの標準の達成度が知りたかったんですよね。カリキュラムもわからなかったですし。そういうことだから、問題用紙そのものが存在しないのですね。
削除さて、今年ですが、ウルドゥー以外はとても良い成績をもらってきました。でも…自分で子供の勉強を見てみると、何にもわかっちゃいない! このおバカな娘がA+をもらってきたことで、今度は、この学校でよいのか転校すべきかと、新たな悩みが出てきてます。
最後。済みません。
返信削除一部の特殊な学校を除き、パキスタンでは昔も今も、「暗記」が大事です。
テスト範囲を出されたら、その範囲の教科書を丸暗記するのが一般的な園児・児童・学生のテスト勉強光景です。
なので、娘が変わった学校(米国でシュタイナー教育研修を受けた校長らしい)に入学した際、娘の世話をしてくれていた義姉とその子(娘の従姉)は「こんなテスト内容が分からないような学校、クズだ!!やめてしまえ!!」と言ったそうです。
だから、幼稚園生が九九を2の段まで覚えるのもそのためです。暗記力=学習力なのです。
また、パキスタンでは、日本の一単元を3年ほどかけて勉強するそうです(だからある意味日本より早くはじまる)。小1で分かりやすいレベルまで勉強し、小2で同じ内容を、少し難しい単語に直したり、少し話を膨らませて勉強し、小3で応用編やさらに膨らませた話を勉強。
昔同じように低学年でパキスタンにお子さんと一緒に渡ったお母さんの話です。「英語が難しすぎる!!」と担任に言ったら、「大丈夫、3年間同じような内容を繰り返しますから、必ず覚えます」と。
とても長く書いてしまって本当にごめんなさい。
ただ、shaziaさんに、お子さんに、元気に楽しく過ごして頂きたいという思いだけです。本当に済みません…
状況が分かって助かります。
削除ゆっくり読ませてもらいます。
確かに、幼稚園で九九を覚えさせますよね。足し算がまだなのに、九九覚えてもと思います。ちなみにうちの子のいとこは、結構大きいですが、今でも九九の暗記を頑張っています。何年かかっているんだろう。
削除数年同じ内容を繰り返すから、飛び級が自然なのかもしれませんね。
ふと思い出したのですが…
返信削除個人差はあるとはいえ、「女の子より精神的成長が遅い男の子」は多いようです。
我が家は上が娘下が息子。息子が幼稚園の時、「娘はこの時代これだけのことがすらすらできたのに、何故この子はできないの?」と愕然としました。
小学校入学後、息子の友達のお母さん達が「うちもそう」「どこも同じ。うちは小1の息子がまだ電話のかけ方を知らないのに、幼稚園の娘は自分で友達から電話番号を聞いてきて、自分で友達に電話をかけて遊ぶ約束をして出かけちゃう」という事を言っていました。
私も上の娘と下の息子を比べると、そう感じます。1歳ぐらい知的に遅れているような。ただ、娘も日本の標準ぐらいですが。私は、生まれつきでも、母親の教育でもなく、2言語のせいにしていますが、どうなんでしょう。
削除今更のレスでごめんなさい。もう問題が解決している事をお祈りしつつ…念の為レスします。
削除2言語を並行して覚える環境にいる子は、話し始めるのが遅いです。私の子達(日本国とウルドゥー)も、米国在住の姪や義弟の子達(英語とウルドゥー)も、サウジ在住の姪の子(アラビア語とウルドゥー)も周りの一言語習得の子より遅かったです。
でもこれは理解していないのでは無く、頭の中での言語処理を他の子の二倍(二言語分)しなくてはならないので、話す、という作業にかかるのが後回しになっている、と思ってください。
話すのが遅くても大概の事を理解している場合が多いです。
大丈夫、心配ありませんよ。
匿名改め s
うちは話し始めは標準的なんですよ。
削除ウルドゥーやパンジャービーについては、むしろ同じくらいの年の親戚の子たちより、よく喋っているらしいです。
日本語は理解してない気がしないでもないです。
読み書き、数の概念とかが遅いんです。
長女が、日本では小学校一年生ですが、算数なんて、完全に落ちこぼれです。
当然、国語もですが。
あきらめる方に解決しちゃってますが、長女は、音読と、物の数を数えるのと(計算はオセロを使って)、式からお話を作るのだけ、やってます。
10桁の概念は、どうしたら身につくんでしょうか?日本では、貨幣を使ったりしますが、うちの娘は最近やっと1ルピーコインを拒否しなくなりました。10ルピー札は駄菓子を買う時に使いますが、コインは使えない!、と拒否していたんです。そういえば、物乞いに、お金がなくってコインを渡したら、断られそうになったことがありました。
あと、ウルドゥー作文は、難しすぎるようです。
長男は、読み聞かせを、と思っているのですが、最初の1~2ページしか我慢できません。フラフラどっかに行ってしまいます。
ひらがなだと、ボタンを押すと音が出たり、単語を再生したり、ゲームができたりする、おもちゃがいろいろありますよね。
長女は、しまじろうのエデュトイで覚えたんです。
長男の年には、読むだけじゃなくて、書くのもちょっと出来たんです。これは、毎月来るしまじろうの教材でやったので、歳としては、標準だと思います。
そこで、教材のせいにしているのですが、同じ学校の子たちは、どうなっているんでしょう?
個人差がありますが、得てして男児はじっと座っていられない子が多いですね。
削除究極的な事を言うと、「自分で必要だと感じない」ならば、やる気は起きないですよね・・・
だから言語で言われているのが、「現地に行けば自然と話せるようになる」。
同じことを逆に言うと、例えば在日ウン10年の人でも日本語が殆どできない人が結構いるのは、「自分の生活・職場環境で、日本語を使わなければならないという切迫感がない」から。
今お子さんは友達と遊ぶのにウルドゥーやパンジャービーをしっかり吸収したんだと思います。
しかし「読み書き」を覚える必然性、というか、ちょっとぐらい読めなくても友達関係で困らない、というか・・・多分そういうことだと思います。
10の概念・・・私自身はこう!という教え方が思いつきませんが、お子さんの様子(分からない部分)を思い起こしつつ、ネットで「10の概念 教え方」というふうに検索していろいろ試してみてはいかがでしょうか。
実際私もこれで今(笑)検索したのですが、いろんな教え方、というか、いろんな「子供が分からない理由」が書いてあって、ためになりました。
S
そう、私もネット検索して、1円玉と10円玉で、と見て、1ルピー硬貨(物乞いも受け取ってくれない。お釣りでも省略されがち。)と、10ルピー紙幣でやって、失敗しました。
削除文字を書く必要性。パキスタンのおじいちゃんもおばあちゃんも文字読めないし、父親も苦しそう、私は娘以下の読解力、と書いても読んでくれる相手がいないです。
やっぱり私もウルドゥーを勉強しなければいけないですね。
最近、作文の宿題が出ているので、辞書を使って母子合作で頑張ってみたいです。