2016/06/12

最近読んだ本

『サプリ』 おかざき真理
このコミックは、1~3巻がアマゾンで期間限定無料でしたが、1巻目で挫折しました。
主人公の働き方がおかしい。それに対して作者はおかしいと感じていない。
主人公の女性は広告代理店で働いているのですが、クライアントの広告主の要望を聞かず、自分の感性(根拠なし)で突っ走り、アーティストに間違った指示を出し、仕事をさせ、自分のアイディアを受け入れてくれないクライアントを、「アーティストの仕事が無駄になってしまった。この感性を理解しない広告種のおっさんは間違っている。」と断罪するんです。それで、仕事が忙しすぎて、忙殺されているって。
間違ってないですか?

それで、次に買った本が、

『USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門』 森岡毅
前半は納得の内容ですが、途中から違和感がしてきました。第8章の「マーケターに向いている人、いない人」を読んで分かりました。この外交的なマーケティング部長、私と正反対なんです。参考にしようにも、無理すぎなんです。私ってダメ人間? でも、読む価値のある本だと思いますよ。上記のコミックの問題点がわかりやすく具体的に描かれています。

で、心のバランスをとるために、次の本

『内向型人間のすごい力 静かな人が世界を変える』 スーザン・ケイン

1 件のコメント:

  1. 「サプリ」は私も無料配信の時に呼んだ記憶があります。でも…何か覚えていません(笑)。
    内容は忘れましたが、「仕事」という意味で意見(笑)と書くと、クライアントの要求に合わせて仕事をするのがプロ。もし「アーティストの仕事」を求めているならば、独自にどっかに仕事を持ち込んで「こういうのどうでしょう?」ってプレゼンして玉砕すればいい。

    逆に出版社のように自分達で計画して自分達で形作る職場ならば、自社内でガンガン自分が思う事をプレゼンして「上の人間は何故この感性を理解できない」って怒るのはおかしくないけど…
    出版社だけじゃない。自動車会社、加工食品会社、等々。

    逆に受注者泣かせなのが、こういうクライアント。かなり迷惑(笑)。でも結局これに近いのが正しい受注者の姿。

    http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1404/08/news124.html

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