2013/07/16

納得できない!

うちの6歳の娘が、同居のおばさんに言われて、食べ物の用意ができたとドライバーを大声で呼んだんですよ。

それに夫が怒って、娘の頭をたたいたのですが、おかしくないですか?


夫に言わせると、うちのドライバーは、①車の運転、②家の周囲の見回り、が主な仕事なので、自分で取りに来るべき、だそうです。


それなら、そのおばさんに注意するべきではないですか?

だって、うちの娘は、その親戚のおばさんの言うことは、聞くべきでしょう?
まだ6歳なのに、自分で良し悪しを判断して、っておかしくない?


でも、そう説明したら、まったく理解できない。
言葉の問題かなぁ?

その叔母さんのほうに英語で言ったら、ちょっと理解したみたいなんだけど。

なんだか夫は自分の家族にこの件について電話で話してます。
あ~ぁ、理屈が通じる日本が懐かしい。

23 件のコメント:

  1. イスラムの世界では大声を出すことは下品なことのようです。特に女性が大声で男性のことを呼ぶのは下品なこと。都会より田舎のほうが厳しい風習ですね。おばさんはあなたの娘さん(6歳)はまだ子どもだから自分が呼ぶより下品でないと思って依頼したのでしょうが、お父さん(あなたの夫)からしたら居たたまれなかったのでしょう。自分の可愛い娘が男(ドライバー)を叫んで呼んだなんて。(6歳は子供ととれるときもあるし、女性と取れるときもあります。イスラムだ6歳でも女の子は結婚例があるからです。)

    私は20年以上ラホールに住んでいますが、夫の考え方や感じ方がイスラムの教えからきているのを知っていますから。イスラムの生活風習を事前に勉強して対処して来ました。日本と価値観とても違いがあって気をつけること沢山です。ご主人が家族と話しているのも彼の悲しみを私はわかりますし、あなたの戸惑いと不快もわかります。

    どちらにしても、あなたとご主人の不快の溝が深まる前に、こちらのこと、イスラムのことを勉強する必要がありまし、子供はモスリムに育てたいパキスタン家族の愛情を理解する必要がありますね。子供も両親が理解しあえないと不幸感持つでしょうしね。



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    1. おばさん、と濁していますが、
      この件に関しては、どちらかというと、娘をいきなり殴りつけるより、このおばさんを殴りつけるほうが理にかなっていると、感じました。

      夫はこの女性を殴れる(?)立場です。

      実際、私からはどうでもよさそうに思う理由で、叩いているのを目撃したことがあります。


      正直、私はこの女性が嫌いだから、そう感じるのかもしれませんが。


      頭が悪いというより、自分の感情をコントロールできない、しようとしない、ところが欠点だと思います。
      怒った時、だれかに当たると、それで終わり。
      以前、怒ったのと同じことを目撃しても、その時の気分で、スルーしちゃうんです。
      これで済んでしまうのが、パキスタンですね。
      みんなそんな大人ばかりだからでしょう。


      ちなみにその事件のとき、彼女の息子(7歳)も居ました。
      彼女は自分の息子には頼まなかったんですよね。
      この息子は、言うことを聞かないので、頼まなかったのでしょうが。

      私がこの女性が嫌いな理由が、彼女の息子(7歳と3歳)なんです。
      そろって糞ガキです。
      遺伝か育て方のせいか知りませんが、育て方の欠点も目につきます。


      私が6歳だったときは、良い大人と悪い大人を判断する必要はなかったです。
      知っている人と、見知らぬ人、だけです。
      知っている人は、家族でも、友達のお母さんでも、近所のおばあちゃんでも、学校の用務員さんでも、言うことは聞くべきでした。
      知らないおじさんは、誘拐犯かもしれない、みたいな注意しか受けませんでした。
      私は、娘に、この同居のおばさんは、シャイターンになるときもあるから、善悪を判断してから、彼女の話を聞くように、と注意するべきですか?
      子供に期待しすぎ、(うちの子たちは、平均並みかむしろ以下なのに)、と思います。

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    2. 私はラホールに20年住んでいるイスラム名ファティマと申します。4人の子供たちの母親です。そして第二夫人です。あなたは第一夫人ですね?境遇は違うでしょうが、わかりあえるところもあると思います。物事の考え方も見方も多方から見ていかないと理解出来ないところです。正直言って私は「不思議な国のアリス」のように暮らしてきましたし、暮らしていきます。私は悲しいより楽しいです。困ることは沢山ありますが。楽天家なのと器用なせいかどうにかやっています。

      うちの主人も機嫌が悪いことがよくあります。人格が2重ではないかと思うぐらい性格が変わるんです。良いときは天使のように悪いときは暴言を吐きます。幸い暴力は振るいませんが、日本人同士の結婚生活でもあることなのであまり悲しがりませんが、グサッと心に刺さるときもあります。落ち着いたときにたずねると本人は怒ることはイスラムでよくないことだからやめたい・どうしたらやめられるのだろうといいます。彼の場合は両親の選んだ第一夫人と二人とも大声で喧嘩しちゃうのをやめたくて私と結婚したぐらいですから、根は善い人なんでしょうが、猛い暑さや仕事のストレス・家族からのプレッシャーなどから不機嫌指数が上がってきて爆発するようです。こちらの暑さも凄いですが、仕事の世界も甘くないし、大家族の扶養義務責任等はさらに大変なようですよ。日本も昔は大家族制だったから同じようだったのだと思いますが。

      私は一夫多妻制はあんまり気にしませんよ。日本も100年ぐらい前はそうだったんですからね。夫が風俗産業のお世話になったり、責任持たないで浮気するよりキチンと結婚して責任果たすほうが良いと思います。第3夫人が作ってもいいから私には正直にいてねと言ってます。本人は2人で沢山だと言うときと、第三夫人作るんだというときと在りますが、第三夫人は御両親に止められています。

      子供には世渡り教えたほうが良いですよ。本人の出来る範囲もあるでしょうが、こちらの世界はサバイバルです。大家族の家庭内もサバイバル。インドのTVドラマも凄いけど結構勉強になります。(ヒンディー語とウルド語は一緒)

      ウルド語のこととか病気や薬についてとかイスラムのこととかこちらの特徴教えてあげられますよ。お料理も・・・。

      完璧なイスラムの人はいないです。イスラムの夫を悪く言う妻達もいますが、彼らの荒んで汚れた道徳心を洗ってあげるように試みればいい方向に変わります。難しいですが、コツがありますが、悲しみに耐えれる真実の愛あれば出来ること。私は時々「美女と野獣」の女主人公にもなります。

      日本には「壕に入れば、壕に従え」ということわざがあったと思います。国際結婚をしたら日本の理屈を使っても誰も見向きしませんよ。「イスラムに入ったら、アラーに従え」とでもいえばいいでしょうか。アラーと仲良くなって人生勝ち取ってください。頑張って下さい。

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    3. 前にお返事を書いた後、
      ・身近な人でも、長くパキスタンに住んでいる人たちは、だれとも争わず、穏やかに生活している。
      ・とはいえ、内心、自分はそのうち日本に帰ることになるのではないか、と思ってます。
      ・何と言っても、20年は、大先輩だし。
      いろいろ他にも思うところがあって、まとまりません。

      とにかく、書き直さなきゃ、と思いながら、億劫で放置していました。(その間、わずか一週間足らずに、いろんな方からコメントをもらっていてびっくりしています。レビュー数の少ないブログなので。)

      そういえば、夫は日本で、嫌な外人でした。
      まったく適応しようとせず、外国生活はやはり大変、日本への不満たらたらで、私は10年それを、じゃあ帰れよと思いながら、聞き続けてきました。
      私もまさに同じになっています。


      時間をおいて、気持ちを整理できたら、またお返事を書きます。

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    4. 2年以上こちらで苦労なされたのですね。でも、今はネットでお会いしなくても苦しみは分かち合えることもありますよ。使用人の使い方難しいし、こちらの方は嫌なことバカ正直に顔に出すし、傷つく、疲れるんですよね。親切そうな顔しててても悪人だったりするし。でも、悪人は日本にもいまし、善人はパキスタンにもいます。ただ、悪人と善人の割合が日本と逆なようですね。家族の中でも気をつけてください。

      日本流の知ってる人は善人はここでは通じないし、「鶴の恩返し」のような恩返し風習はまず期待できないです。恩を仇で返されたケースありますね。でも、イスラムの忠実な人は天国に行きたいから善行に励んでいますよ。

      こういう人のグループといると安全ですね。見つけるの大変ですが。

      Shaziaさんはおうちではシャルワ-ズ・カミーズですね。外に出かけるときはどうですか?

      ファティマ

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    5. 苦労ですか――苦はありましたが、労はやってきていません。
      だから、労の方は、せっかくお話を伺っても、やるか、その前に出来るかわかりません。
      でも、苦しかった方は、聞いてもらえるだけでも、癒しになりますね。
      ありがとう。

      鶴の恩返し、と言えば思い出す話があります。
      私の祖父は、仏教のお坊さんをやっていたのですが、そんな敷居の高いお寺ではなく、近所の集会所のようなボロ寺で住職をやっていました。
      あれはカースト外なんでしょうかね、みんなの施しで生活しているのですが、相談役になったりもしていました。
      ある日、近所のおじさんが、たいへん怒って、カンカンで、恩をあだで返された!、とお寺に来て怒りと理不尽さをぶちまけていました。
      田舎なので、彼がその人のために、いろいろ労力も金も使ったのを、こっちも知っています。
      確かに彼の怒りももっともです。
      だからと言って、どうしたらいいのでしょうか。こっちは弁護士でもなければ、何の権力もない、ただのぼんさんです。それに裁判したから解決するようなことでもありません。

      祖父はただ一言、
      「それは、おまえの、勝手じゃ。」
      彼は納得して?帰っていきました。明らかに、興奮状態から、通常に戻りました。

      彼はもちろん、恩返しを強要して、親切の押し売りをしたわけではありません。

      ちなみにもう片方の家の祖母は、他人から物をもらうのが大嫌いです。
      何かしてもらうと、しかめっ面。
      とても負担に感じるんです。
      すぐにお返しして、プラスマイナスゼロにしています。

      お寺の方の祖母は、何をもらってもへっちゃら。
      表面的には、良い物をいただいた、とても嬉しい、とか言いますが、すぐ忘却。あげるのも好きですが、いつもよくしてもらっている人にあげるわけではありません。
      ちなみに預けておいたものも、誰かにあげちゃったりします。


      そうそう、いつもシャルワール・カミーズですよ。
      外出の際は、例の黒いのを着ますが、完全にボロ隠しです。
      服は、着ていて快適で、周りの人の目に不快でなければ、特にこだわりません。
      私の自己表現は、衣類ではないので。

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    6. 本当ですか?お坊さんのお孫さん?

      私はあるお寺の檀家の総代の娘でした。ご存知だと思いますが、総代とは住職を教師とすると総代は学級長のようなもの。檀家のリーダー、宗教の模範生のようなものです。私はお寺の若住職と結婚してもいいと沢山の方が望んでいたような模範の仏教徒だったんです。それがイスラム教徒と改宗して結婚しちゃったので、半勘当ってとこです。

      私も例の黒いやつを着ています。アバヤと言うらしいですよ。主人の実家はチャドル派なので大きな布のチャドルで体をを包んでももいいのですが、チャドルは着崩れてめんどくさいので自ら選んで着ています。結構外部の男性諸君から尊敬されて優遇待遇を受けて得してます。

      お寺のほうのお祖母さんはイスラム的な生き方ですね。頂いたものは感謝して、
      でも、物に執着せずもっとそれが必要そうな人に譲ってしまう。こんな生き方はアッラーは好きですよ。イスラムは日本に仏教のように輸入されなかったから、仏教徒で生きていたのでしょうが、「日本人はイスラム教徒でないが生き方はイスラムだ」とよく聞きますがね。最近日本もイスラムに改宗する人が増えたとか聞きます。

      私も労はそんなにやってませんよ。ただ、こちらのシステムのポイントを理解して生きていけば苦も軽くなるというもの。無駄にイライラしたりしないで、サラリと苦から逃げるテクニックを持つ努力はしたほうがいいな。苦に溺れないように。

      ところでウルド語はどれぐらいしゃべれますか?

      ファティマ

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    7. は~い。ぼんさんの孫です。立派なお寺の家の子なら、お嬢様ですが、こっちは乞食の類ですから。雨漏りの修理で近所の人にカンパしてもらっても、3個のうち2か所は直すけど、一か所は放置。お布施がもらえなくなるからね。

      頂いた物は感謝して…、扉が閉まったとたんに、悪口の嵐でした。
      心のバランスをとるためには仕方がなかったのかもしれませんが、裏表が激しかったです。
      この祖母は、パキスタンに行ってみたいそうです。

      パキスタン生活も、もうすぐ2年になります。もう少し要領をつかめるといいのですが。
      ウルドゥーは、からきしです。2~3歳レベルです。4歳の子供が、日本語が、「あれ」しか言えず、ジョウンサーあれワラ…、何言ってるのかわかりません。
      その下の子は、話しかけてもウルドゥー(パンジャービー?)じゃないと反応が全くないので、私は必死にウルドゥーで怒り(こういったセリフは意味は分からなくてもいっぱい知ってます。夫はそれしかしゃべらない。)、ウルドゥーであれしろこれしろと言っています。

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    8. お子さん何人ですか?2人?3人?

      私は4人です。みんなこちらで出産して日本語喋れません。主人も日本語喋れないから子供は日本語自然に学べないし。ウルド語は学校で習うパキスタンの標準語だそうで、パンジャブ州の人は家でパンジャビー語をしゃべっているようです。でも、私のうちはパンジャビー喋れません。ウルド語ですね。私のウルド語はいい加減。でも、買い物に行ったり生活に必要なことは喋ってます。子供たちのいう事には発音が良くないそうです。最近やっと難しいことは子供の通訳が助けてくれるようになりました。

      そちらではどんなものを食べているのですか?主食はアッタですか?米ですか?
      うちはお米が80%です。白飯を日本式に炊くことが普通ですが、パキスタン式に炊くこともあります。ビリヤーニやプラオも作りますよ。日本食はどんなものが作れますか?そちらではお魚は手に入るのですか?

      ファティマ


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    9. ごめんなさい。何か小姑みたいなレスします(悪気は全くないので許して下さい)。

      shaziaさん、できればウルドゥー(パンジャービー?)で怒る言葉はやめた方がいいです。言葉の意味をshaziaさんがはっきり分かるものは構わないですが…

      説明は後回しで理由を先に書くと。

      たとえばパキスタンで他人の家に行った時や外出先、家族で日本帰国した時に、shaziaさんが言った怒り言葉やそれを(パパからでもママからでも)お子さん達が覚えて口にする怒り言葉が、もしかしたら「家庭内で日常的に使うにはあり得ない程酷い言葉」で、周りのパキスタン人あるいは言葉が分かる日本人が「あの家はどういうすさんだ家庭なんだ」と驚く可能性があります。

      簡単にいうと、日本人(日本語)では子供や年下に「お前」はアリでも、お母さんと子供が「お互いに」相手を「てめえ」呼ばわりしていたら、周りは引く、みたいな。

      ウルドゥーでも酷い言葉(罵声語)はあるのですが、パンジャービーにはそれを上回る酷い言葉が日常的に(個人差がある)あります。

      超個人差がありますが、パンジャービー(男性)がよく「パンジャービー語は罵声語の宝庫だ」と自慢するほどいろいろあります。

      たとえば「バカ(パーガル)」「愚か者(ベーワクーフ)」はちょこっと使う分にはまぁまぁですが。

      今まで聞いたことのあるのは(パンチの弱い順に、日本語で書きますね)「のろま(ロバ)」「まぬけ(ふくろう、ふくろうの弟子)」「犬野郎」「豚野郎」「ロバ(犬・豚)の子孫」「悪い身分(娼婦や非人系)の子孫」「ポン引きの子(子孫)」「娼婦の子」「姉(妹)犯し野郎」「母親犯し野郎」等々。

      これをパンジャービーで旦那さんが実子や自分(奥さん)や他の人に言っている、どういう意味か教えて、と日本人奥さんから聞いて、驚いたことが何度もあります。

      「ふくろうの弟子」までは…結構耳にしたり年上が年下に使う家庭もあるようですが、他人がいる前では使わないですね。周りに引かれるから。

      ちなみに「姉(妹)犯し野郎」は英語のfuckと同じ使用方法で、男性同士で喋っている場合にはよく出てきます。良くないのですが。
      口にするのも耳にするのも嫌な人もいますし、公の場で使う人は皆無です。

      因みに、我が家では酷くても「ロバ」止まりです(笑)。でも子供達の日本語での罵声が酷いです…「死ね」「殺すぞ」とか出てきますから(涙)。小学校ぐらいまでは可愛い(笑)喧嘩だったのですが、中学過ぎぐらいから言葉が酷くなってきました。他人様のいない時のきょうだい喧嘩でしか使わないのですが(外で喧嘩しても罵声語は使わない)、親としては泣けてきます。私も主人もそんな言葉使っていなかったので。

      あぁ、「飛び降りて死ね」という「○○して死ね」系や「殺すぞ」はパキスタンでもありますね。でもやっぱりダメです、うん。

      あ、「(天井にある)扇風機から逆さにぶら下げるぞ」というのも聞いたことがあります。やっぱりちょっとダメです(笑)。

      ちょっと時間がかかるかもしれませんが、罵声語無しで言うべきです。なかなかキツいですよ、あれは。大人が言っているのを聞くと残念な気持ちになりますし、子供が言っているのを聞くと「君、意味分かって使ってる?本気でそう思っている?」と突っ込みたくなります。

      頑張ってください。私も必死になって「○○って言うのはやめなさい‼」と言い続けています…効果が見えにくいですが(涙)。

      罵声語ではないのですが…
      知人の幼稚園児のお子さん(在日:両親パキスタン人)の言葉遣いが、日本の感覚で言うと「ドヤ街かチンピラ」の言葉遣いで、主人が驚いていたことが。

      「あのお父さんはとても丁寧な人だ。あれはインド映画のチンピラやムンバイのスラングだから、あのお父さんは使えないし使わない。父親は仕事で一日の短時間しか家にいないし。多分母親が一日中インド映画をつけているのを子供が覚えてしまったんだろう」と主人は言っていました…憶測でしかないのですが。
      でもあの家の生活様式や交友関係を考えたら、それ以外にありえない、と。

      匿名改め S

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    10. すいません。よそ様のコメントに横入りします。ファティマです。

       同感ですSさんあなたはスッゴク正しいです。ウルド語で「ガーリヤン」とか言うらしいです。暴言と言っていいと思います。

      うちの主人も怒りがパニックになると使います。仕事とか実家からのプレッシャーで頭がコントロール出来なくなると、吐き出ちゃうようです。

      彼はこれをイスラムで悪いことと知っていてやめたいのですが、健康状態が悪いと出ます。自己コントロール不能状態なのでしょう。

      その時私は言い返さず
      「ガーリヤン(暴言)イスタマール(使用)ナイン(しないで)キジエ(下さい。丁寧語です。)」
      と一回言うだけです。そして黙ってそのときは耐えます。

      少し、日を置いて気分が落ち着いたころ、
      「ガーリヤン(暴言)イスラム メ(イスラムで)ブラ(悪い)ヘ(です)。アプ(あなた 丁寧語)ジャンナット(天国)ジャナ(行く)ナヒン(ないの)?」
      と優しく諭します。このパターンを夫を憎まず何度も繰り返して20年。主人使用回数減ってきました。根気要りますが。

      「アガル(もし)ハマーレ(私達の)バッチョン(子供達)ガーリヤン(暴言)イスタマールト(使用すると)?サーレ(みんな)ジャンナム(地獄に)ジャナ(行くの)?」
      とか優しく言ってあげると少し考えて少しずつ良くなりますよ。

      断食する人たちはイスラム・天国を意識している人たちだから,急所を捕らえて優しく(これ大切)語れば少しずつ変わります。

      暴言だけでなく、生活の悪い習慣も少しずつ変えていけます。

      どうでしょうか?Sさん、Shaziaさん?

      ファティマ

      「  

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    11. そうですね…

      意味が分からないうちは、他人がそれを聞いて「どれだけすさんだ家なんだ」「お里が知れる」と思われるでしょうし。

      意味が分かってからも、結構口をついて出てくることはあるようです。口が慣れてしまって。信心深くて皆から慕われている、とある旧知の老人が孫に向かって「悪い身分(娼婦や非人レベル)の子孫」と言うのを聞いてショックを受けた事が。

      そして口が慣れた上に意味が分かるようになると、その言葉を口にして「怒りのはけ口」にするようになり、良くないですよね…

      でも難しいですよね~。

      私の子供達。成人した子とハイティーンの子が一人ずつ。
      未だに子育て奮闘中です。
      「まだ手をかけているの?それって過保護じゃない?」と言われるかもしれませんが、大きくなってもやらなくちゃならない事って、結構あるんです。

      小さい頃からず~っと言っているのに、下の子は引き出しからモノを出した後引き出しを開けっ放しで放置。
      毎回「きちんと閉めて。あいたままだとだらしないでしょ?」と言っていますが…直りません(涙)。
      ほんのちょっとのことなのにね。

      だから言葉を直す・悪い言葉を使わないようにするのは凄く難しいと思います。
      言葉を直すだけでなくて「悪い言葉を使わずにいう事をきかせる」のは、更に難しいと思います。

      でも、パキスタン人(いゃ、日本人でも同様)を見ていて思うのは、「すぐに効果を求める(いう事をきかせる)」ために、後々大変になるような手段はとらないほうがいいと思います…凄く大変だけど。

      たとえばいう事をきかせるために「これをしたら○○をあげる」を毎回繰り返していると、後々「何も出ないならやらない」とか、ご褒美が自分の体感報酬に見合っていない(少ない)場合、「この仕事をしないと○○がもらえない、というなら、○○要らない(だから仕事もしない)」という反応になる子もいます。
      同様に「怒らないという事をきかない」ような言い方は、子供が社会に出てからや結婚後に大変になると思います。

      私の子達は世の中のマニュアル通りに育ちませんでした。
      私の子達は中学ごろにそれぞれが「私(僕)がこんなマニュアル本通りに育つと思わないでね」と宣言していました…その通りです。そんなの彼らが宣言する前に悟りました。

      相当数の「マニュアル」を読みましたが、合致するのなんて1つあったかどうか。それも「傾向」は当たっていたけど「対策」が子供達には合わなかったので、結局手探り状態。

      shaziaさんへのアドバイスにはならないかもしれません、子供によって感じ方が違うから。

      ただ私が小さい頃から心がけているのは、子供に私の用事(水を飲ませて、私の代わりにコレを○○に渡して、等々)をさせる時には「済まないけど、これやってちょうだい」と言って、やってくれたらさらっとですが「ありがとう」を言っています。

      あと、前述のように成人した子とハイティーンの子ですが、彼らのするべきことを私が言う前にやった時には「偉いね」と言っています…図体の大きい子供達にです(笑)。
      空になったお弁当を台所に持って来たり、時間前に自力で起きてきた時とか。

      自分を買い被っているのかもしれませんが、うちの子は、これらをしてきたから「それでも」いう事をきくようになったのでは、と思っています…我が子の場合ですが。

      そういえば、小学校の頃だと思いましたが、何かをしてもらったら「ジャザーカッラーフ(女性にはジャザーキッラーフ)・ハイラン」と言うように、そして自分がそう言われたら「ワ・イィヤークム」と言うように教えました…まだちょっと素直な時だったから覚えてくれたのかもしれませんが(笑)。

      「ジャザーカッラーフ(ジャザーキッラーフ)・ハイラン」というのは、「アッラーがあなたにご褒美を下さいますように」の意味で、「ワ・イィヤークム(←ワ・イィヤーキ/ワ・イィヤーカでもOK)」は「そういうあなたにも(ご褒美がありますように)」の意味です。

      S

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    12. 「ジャザーカッラーフ(ジャザーキッラーフ)・ハイラン」

      うちも使っています。「ハイラン」でなく(khaクハイラン」の音でしょう。日本語にはない音ですが。

      アラビア語ですね。美しい言葉です。

      主人が子供たちをイスラミックスクールに通わせて学校からイスラム慣習として学んできました。学校から美しい言葉や善い慣習を学んだんですが、学友からは暴言ガーリヤン等を学んできました。

      子供が教えてくれるんです。こんなガーリヤン言葉人様に使っちゃダメよって。(笑)子供に私はガーリヤン使ってる?と質問したら、ママの使ってるガーリヤンは「パーガル(バカ)」だけよって言われました。そうかそれも気をつけようと思いました。

      うちは天国(ジャンナット)行きをよく家庭内で話します。主人をはじめ皆、未来の死後に行きたいところの話しです。そこの行くには善行・正しい行いを日々集める必要があるという基本的考えがあります。

      善いことしたら

      「ジャザーカッラーフ(ジャザーキッラーフ)・クハイラン」も「シュウクリア」(ありがとう)も使いますが。アラビア語です。

      「ジャンナット(天国)ジャナ(行き)カ(の)モカ(チャンス)レナ(得る)」といって褒めます。これウルド語です。

      善くないことをしたら、

      「アスタグヒルッラー(アッラーお許しください)」アラビア語と言い、
      「チョウタ(小さい)ギャラット(過ち)メ(で)ジャンナット(天国)カ(の)ダルワザ(門)コロ(開か)ナヒン(ない)」
      と戒めます。ウルド語

      また、子供たちには善いことすると「アチャ(善い)バッチャ(子)」「サムジダール(物事が正しく理解できる)バッチャ(子)」と褒めちぎります。

      うちの子も引き出し締めないとか、洋服脱ぎっぱなしとか等々の問題児ですが、(笑)アッラーとジャンナット(天国)意識して頑張って善い子心がけています。

      ところで、自分の子供・孫に「悪い身分の子孫」なんて使ったらバカだな~。お爺さん本人が自分は悪い身分だって白状しているんです。可笑しい~。

      ファティマ

      削除
    13. 改めて、罵倒語に関して、感覚がおかしくなっていましたね。

      日本にいたころは、夫だけだったので、「目の前にいる人の母親の悪口を言うのは、自分のお母さんを罵倒するのと同じことだと、ハディースで読んだよ。」とか言っていたのですが、ここにきて、周りの大人そろってなので、一部のお上品ぶった人だけが、言葉を謹んでいるのかと思ってました。
      そうでも思わないと、聞くに堪えないというのもあるのですが。


      あとね、やっぱり子供たちの方が、言葉を覚えるのが早いですね。
      自分の子供には、あまりに下品な言葉使いはやめてほしいのですが、子供たちが口にしているのが、どういった種類の言葉なのか、わかりません。
      お手伝いさんに指摘されて、やっとわかる、といった感じです。


      夫が友達との電話で、しきりに『サッチーバートゥ』とかいつも言っていたので、意味を聞いてみたら、ほんとの話。。。
      いつもうその話ばかりしているのか質問したら、そのとおり、だとの答え。


      意味を分かっていっているのか、という点では、たぶん、どの家族も、意識せず使っているように感じます。
      ただの慣用句です。
      ただの過激な慣用句。
      だから自分の子供に、野良犬の息子め!、とか言っちゃうんです。あなたの旦那はクッタ―(犬)なのか、聞きたいです。

      夫の祖母が亡くなった時の最後の言葉は、『アザーンを聞かせて』だったそうですが、この前、叔父が死にかけた時、意識を失う直前の言葉が、『コリヤウェディ…』ひどい意味の言葉だそうです。死なずに回復してよかったです。
      まさに、いつも話している言葉が出てしまうんですね。


      そう、子育てについてですが、物で釣るのは私も嫌いなのですが、長女は、他のいとこたちは、何かやったら、いろいろ貰えるのに、と煩いです。
      怒らなきゃ、聞かないのも問題ですね。気を付けます。

      お弁当箱ですが、うちの子たちは、キッチンに出してくれます。やはり、弁当箱を返してないと、次の日のランチは無い、という気迫です。あと、気を付けてないと、同居の子供に、泥遊びの道具にされたりとか心配も絶えないですし。むしろすぐに洗って拭いて片づけるよう、子供の方が気が気じゃないみたいです。
      そして、引き出しを閉めなくてもよい環境が、うらやましい。



      最後になりますが、ウルドゥーでの注意の仕方を教えていただき、ありがとうございます。
      子供に伝えるのに、日本語だとあまり理解をしていないようなので。
      夫はあきらめました。

      削除
    14. ファティマさんにご指摘いただいた「ジャザーカッラーフ ハイラン」の件。
      確かにアラビア語には日本語にない発音が沢山あるのですが、やはり表記には「限界」があり、アラビア語のkhのカタカナ表記はハ行で書くのが一般的のようです。

      あと「悪い身分の子孫」と自分の孫に言っていた老人…「自分の実子の『配偶者』が悪い身分で…」というニュアンスなのでしょうね。本人的には。

      それでもやはりそういう言葉を怒りに任せてであれ言うのはダメでしょう、と思っていました。多分その人の場合も「口が慣れて」しまっていたのでしょう。

      お弁当…shaziaさん、いいお子さん達じゃないですか♪
      うちの子達は私に催促される度に「申し訳ない」と思っているらしいのですが、どうもダメです(笑)。
      特に問題の多い(引き出しを閉めない方の子です)下の子には、「弁当箱出さないと弁当詰めないよ‼」と脅したのですが…経済的な問題もあり、帰宅時間も遅いので、結局弁当箱を催促して持ってこさせています(涙)。甘い母親です。


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    15. ご主人についてはあきらめず、見捨てないで上げてください。

      子供の教育法と亭主の教育法は違います。子供は頭ごなしに正当を押し付けても大丈夫ですが、亭主は家長のプライドもありそれは危険、熱い油に水を注ぐようなものです。油のように跳ねるでしょ~。

      亭主には頭が冷えた頃や自分のミスを忘れたぐらいの頃、さりげなく他人事のように話題にするとスンナリ聞きます。不意に「ハーディスで読んだけどこれ本当かしら?」とか「イスラムではこういう考え方するの?」とか教えを乞うと自分はミスだらけの生活でも結構正しいこと話してくれます。直ぐに「じゃああなたももっと正しくしなさい。」と頭から押したらダメ。「ありがとう、いい話だった。子供に教えるね。」といってこの場は引く。夫は自分の発言に責任感じるのか少しずつ替わりますよ。

      タバコの例ですが、頭ごなしに「タバコはやめろ」と正論言ってもききません。「タバコは体に悪いからやめてください。もし、あなたが病気になったら私も子供もどうすればいいの?イスラムでも良いことで内容だし・・・。やめるのは難しいらしいけどアッラーにあなたがやめられるようにお祈りするわ」などと妻は主人を心配していることを何回も長期に掛けて訴えるととやめます。

      マニュアルどうりにとは行かないかもしれませんが、コツは下出に何回も耳に吹き込む。お百度詣りぐらい思ってください。誰も悪いことは簡単に身に着けてくれますが、良いことは回数かかります。子供もそうですよね。

      ファティマ

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    16. 亭主の頭が冷えたころに、ですか。
      そのころには私の記憶からも消えていたりします。
      しかも、夫の方が忘れない!

      私もファティマさんみたいに賢くなりたいですね。


      近頃、頭に血が上ってしまった時の言葉は、日本語にしているのですが、……、同居のパキスタンの子供たちも、覚えだして。 子供同士で言い合ってました。あ~ぁ。

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    17. 忘れちゃう方が可愛い女って思われますよ。

      一番良くないのは何十年も夫の失敗ひとつひとつを詳しく覚えていて、喧嘩の度に口からマシンガンのように夫に叩きつけるタイプの妻。こういう人火をつけられてもおかしくない。

      頭にきたら、これを言えば「アスタグフィルラー(アッラーお許しください)」。アラビア語の綺麗な言葉よ。

      「あなたが悪いことしたの私がアッラーにお許しもらえるようお願いしてあげるわ」っていう嫌味的な意味の使い方。

      もちろん自分が失敗しちゃったときにアッラーに許しを乞うのにも使いますが。

      ファティマ

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    18. アスタグフィルラー、ほかの人がこんな破廉恥なことをやっちゃって、みたいなことを目撃したときも言ってましたね。そういう意味で使っていたんですか。

      言われてみれば、その用途で使っている方が、よく耳にしますね。

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  2. う~ん?

    娘さんはおばさんに言われてドライバーさんに声をかけた「だけ」。
    食事をドライバーさんに持っていこうとはしていない。

    それなのに旦那さんは「ドライバーが自ら食事を取に来るべき」と怒った…

    その理由が「彼は運転と家の周りの見回りが仕事なのだから」というもの…

    他のお二人が仰っているのが真の理由かもしれませんが、もしかしたらご主人の言い分は、

    「彼は雇われの身(家にもよりますが、かなり低く扱われるケースが多い)。昼食の時間は分かっている筈だ。何故その時間帯に食事を受け取れるように近くにいなかったんだ?何故雇い主の娘に彼を呼びに行かせるという手間をかけさせるんだ?雇い主の娘がわざわざ彼を呼びに行くというような、娘が彼の下手(したて)に出る行動は許さない」

    というものだったのかもしれません。

    それならば、ご主人の言動に賛同はできませんが(笑)話のつじつまは合いますし、sadiaさんの言い分が通じないのも分かります。

    何故なら「そういうもんだ」という感覚が旦那さんの中に固定されているから。
    「おばさんに言われてもそんなの無視しろ。お前が行く必要はない。あいつが自分で来るのを待て」と。


    まぁ私の勘違いである可能性が高いですが、もしやと思いまして。

    匿名改めS

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    1. 夫の言い分は、まったくもって、その通りです。
      彼の常識のようです。

      しかし、しかしながら、夫の家族の女性たち、全員が、『ドライバーは貧乏でかわいそうな人。せめて温かいローティーを食べさせてあげたい。』と思ってます。

      どうも、使用人に接する態度は、農村部では家族の延長、市部では身分が違う、といったように全然違うらしいです。


      うちは、実は、食事の時間が一定していないです。
      そのうえ我が家のドライバーは、朝早くに毎日、夫の牛のミルクを取りに行って、そのあと学校へ子どもたちを送り、……、夜遅くの用事もあり、と、日中、時間を見つけて昼寝をしなければ、きついと思います。

      とはいえ、家に私しか成人女性がいないときは、ドライバーもあきらめているのか、『もうすぐ食事を用意して。』と言いに来ますし、その後、何度もキッチンの様子を見に来ます。彼は、私のローティーが固いせいもあり、不満のようです。
      でもね、夫の日本の仕事のサポートもすると、時間がないんですよね。
      時には、自分の子供が、おなかがすいたと言っているのを待たせて、夫の用事をかたずけていたりする時に、ドライバーに『食事』とか言われると、ムカッと来るんですよね。

      ただ、スィアールコートは仕事が多いらしく、適度に年寄りで身元も確かで運転もでき、昼間だけでなく、昼も夜も、という人はなかなか雇えません。
      あまり粗雑な扱いだと、逃げられてしまうかもしれません。

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    2. 大変ですよね、あっちでも用事を言われ、こっちの用事も緊急だ、というのは。旦那さんのお仕事のお手伝い、お疲れ様です。

      カラチでは「住み込み」の掃除婦もいるのですが、中流の家(日本風にいうと中の上ぐらいのようです)では大半が「バイト」です。一人で何件もかけもちして仕事をこなしています。

      主人の実家(アパート)でもやはりバイトの人が来ていて、たまに食事をご馳走することがあると、「仕事が終わったら声かけて。ローティー作ってやるから」と義母が声をかけていました。

      shaziaさんのお宅のドライバーさんもかなりの仕事量ですね…

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    3. うちのドライバーは、空き時間は子供たちと遊んでくれたり、いい人ですよ。
      お手伝いさんもアタリです。

      長くいてもらいたいものです。
      毎年の物価上昇を考えると、少しずつ、給料を上げていかなくてはいけないですね。

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