2011/12/27

私は今、とてもよい生活をさせてもらっていますが、それでも、日本の女は簡単、などと話しているのを聞くと、悲しくなります。

私は、両親の、家族の、友人の、反対を振り切って結婚したので、ニカーはしましたが、結婚式はしていません。入管(出入国管理局)提出用の結婚の写真を撮ったのみです。

夫の妹達だとかに、あなたの結婚式は?着たドレスは?なんて聞かれると、ついつい、自分たちの結婚のようにあなたの結婚は正当なものではない、と言いたいのかと、落ち込みます。

ビザをもらう前は、『最初の帰国のとき、一緒に行って、できなかった披露宴をしよう。』と夫が言っていました。
私の父は、そのためにパスポートを作って、服をあつらえました。父は、身なりにまったくお金を使わない人なので、服の方が大ごとです。


しかし、その帰国は従妹との結婚のためでした。

2011/12/11

シアルコット商工会議所に日本大使館の人が来た!

【コーランを読む係りの人】
ビスミッラーヒッラフマーニッラヒーム
……クルアーンを読む……

【商工会議所の人】スピーチ 原稿が配られているので、後ほど、確認します。
シアルコットはパキスタンで唯一の輸出産業で成り立っている都市。
革、金属細工(手術用のメスなど)。
日本はとても良いパートナーである。
仕事をするうえで、日本のビザがもっと簡単に出た方がよい。
今、産業振興のため、パキスタン政府と商工会議所がどのようなことをしているか。
女性の地位向上のためのプログラム。

【大使館の人】スピーチ
パキスタンに来て数カ月で、昨日は工場見学をしたとか。

【質疑応答】数日前なので、記憶が怪しいです。というか、英語だったの℉よくわからない。
Q.日本のコメをここで栽培したら、結構良くできた。輸出したい。
A.コメでの輸入はだめだけれど、お煎餅とか、sakeとかなら良いよ。タイもそうしている。あと第三国への輸出とか。
Q.女性の地位向上プログラムについて。
A.興味あります。金も出します。
Q.JICAの予算をシアルコットの工場にくれ
A.数人送りましょう。でも、品質向上のためにはジョイントベンチャーがいいです。私は以前、アメリカの大使館にいたのだけれども、車で合弁をやって、アメリカの自動車産業の品質が良くなった。競争相手がくると、気構えるかもしれませんが。(日本の企業でパキスタンに行きたい、っているのでしょうか?)
Q.私たち、シアルコットに空港つくった。外国から直接来れる。ここはパシュトゥーンがいる地域や、カラチと違って安全。(確か何年か前、日本の手袋かサッカーボールの会社、佐賀?、の女社長が殺されたはず)日本の企業は、パキスタンに行くと思わず、シアルコットに来て。(日本からだと、まず、アラブ首長国連邦のドバイ空港に行って、別の首長国の空港まで移動し、そこからシアルコット。乗り継ぎは考えられていないはず。だれか教えて。)
A.はい。
Q.もっと私たちの作ったものが外国に売れるように手つだって。
A.大使館のある、イスラマバードやカラチでも、販売してください。普段から見ていないと、みんなの同意も得られないから予算も付けにくいし。
Q.ビザをくれ
A.まあそれは。配慮します。
Q.NHKでシアルコットのことを放映して。知名度が上がれば、輸出しやすくなると思う。
A.日本では新聞もとても影響力のあるメディア。主要4(だったかな)新聞は、それぞれ○○人から購読している。新聞社を呼びましょう。
(いまいち反応なし。そうだよね。私のパキスタンの家族で新聞を読んでいるのは、7人兄弟、多数の叔父叔母、数え切れないいとこたち、その配偶者、子供たち、の中で、誰もいません。日本の家族(人数は少ないですが)はみんな読んでいます。ケチはネットで。いとこの子供は子供新聞。)
Q.津波からの復興について。
A.あなたはこっちに座った方がよい。(みんな笑う) 復興はまだ何年もかかる。予算は国民の増税で賄う。こういうときはお互いさまね。
Q.私は若いころ、この商工会議所に来て、どう身を立てたらよいか聞いた。今は服の縫製工場をやっている。そして...
A.(記憶になし)
議長.地元の日本人。何か発言を
Q.環境問題について。啓蒙を。(パキスタンへの愛が感じられる話し方だったので、みんな机をたたき賛同の意を表していました。)
A.技術提供しましょう。
(やり方を教えてくれても、金がかかるなら、誰もやらないよ。汚染しないインセンティブを作るシステムの助言がありがたい。)

【お食事タイム】
ピラフ・麺(スプーンで食べられるように短く切ってあり、ピラフのような味付け)・(たぶん)冷凍魚のフライ・マトンカレー・ナン・チキン(見た目は日本の子供向け麻婆豆腐みたい)・水・コーラ・炭酸飲料
もっと周りを気にせず、がっつり食べればよかった。朝食を食べずに来たから、おなかがすいていたのに。味は普通。


embassy of japan in pakistanのホームページを見たら、今の大使は、アメリカ行って、タイに行って、防衛庁の国際担当をやってから、パキスタンに来ています。
あの人が、大使だったのかなあ?歴代大使の写真よりハンサムです。
一緒に来ていたのが大使の奥さん?(久しぶりにきれいなファンデーションを見ました。パキスタンのは汚いです。)

とにかく、なんで私がここにいるのか、呼ばれてもいないのに、来てしまった感じ。
夫は来ると言っていて、一緒に来なかったので、彼にはもっと退屈だから来なくてよかったと思っていたら、来ていた。食事しに来たのかな?家に帰ったら、テレビにへばりついていて、「ここのテレビ局のカメラマンが来ていた。私も映るかも。」英語分かんないでしょ、と聞いたら、縫製工場立身出世の話をしていた。私は記憶にないのに。

2011/12/09

よくあることですが

義妹が言います。 「あなたの旦那が二人奥さんを貰うのは、カダル(運命)。」
「パキスタンの男はビザがもらえない。テロとかアルカイダとか言われる。アメリカのせい。」
重婚のせいと言ってほしいですね。

そもそも、夫と私は『妻は一人』という契約で結婚しています。
確かに、イスラム教では4人までOKですが、
 ①妻は一人、という契約は、イスラム的に違法。
     →矛盾するので、契約は無効
     →日本のイスラム教団体は何しているの? 知った上で放置しているのは、詐欺では?
 ②契約は守るべき
     →イスラム法上は4人までOKなのはお互いに知った上で、条件を付けるのはハラール
     →当然守るべき
私はずっと、②だと思っていましたが、パキスタンでは違うようです。

彼は私に他に結婚しないと約束していた、と話していたら、
『そんなこと言って、私の息子を煩わせたら、叩くよ!』
と、姑に言われました。
いつ謝罪の言葉を聞くのだろう、と私は思っていましたが、大きな勘違いだったようです。


『日本人の奥さんと、パキスタン人の奥さんは、大変ね』
『パキスタン人の奥さんと、パキスタン人の奥さんが、いいね。』
といったところ、家族中が、口をそろえて、
『パキスタニ2人はだめ。』
『パキスタニと日本人なら大丈夫』
と言っていました。

ということは、割りを食っているのは、日本人妻なのでしょう。

2011/12/08

skype

義弟がskypeで、日本の女の子と仲良くなったそうです。

彼のお母さんは、日本にいる奥さんには言わなければいいからと、パキスタンでの結婚を準備して、婚姻によるビザが出るのを(オーバーステイだった)待っていました。
結婚したのは、いとこで、彼女の父親は、日本で、偽装結婚か、詐欺による結婚で、ビザをもらったと聞いたことがあります。つまり、日本の法律もよく知っていれば、甥の日本での結婚もよくわかっていて、別に金にはまったく困っていなかったということです。実際、私はこの男の兄弟2人に会っています。

今は、(パキスタンに戻ったら殺されると話すだけでもらえるポリティカルステイ)難民ビザも(500万円の見せ金でokの)投資経営ビザも、あります。
行政書士のホームページで難解な手続きのように書かれていますが、実務的には簡単かついいかげんです。彼らも仕事ですからね。古物商をとりたくて、当時、行政書士に相談したら、厄介そうで仰天したことがあります。実際、警察に行ったら...日本語が書けない外人でも、簡単に取得できます。なお、古物商は許認可ではなく届け出。

それでも、やはり、結婚が金持ちになる最も楽な道のようです。
なお、通常、日本人の奥さんとは離婚にもっていっているので、パキスタンでの結婚の障害になりません。無料の労働力、返す必要のない出資源なので、プラス評価されます。
婚約者の父親に金を出してもらって、投資経営ビザを取得した知人は、パキスタンの彼女がすごくすごく結婚を心待ちにしているのに、結婚を待たせています。彼は日本でも結婚したいそうです。

ああ、この義弟に、もう一人の奥さんを受け入れられないのは、イスラム教徒になりきれていない、宗教心が足りない、と言われました。あなたも、心からムスリマになった方がいいと。
義弟が知り合いになった子は、東京都町田市に住んでいる、まだ若い子。素直そうな感じ。

2011/11/22

既製品のシャルワールカミーズ

シャルワールカミーズとは、ダボダボズボンのシャルワールと、ひざ丈ぐらいまであってお尻の横あたりから両側にスリットがあるカミーズからなります。そして、婦人服の場合は、ドゥバッタ、体に巻きつけて、頭から首、胸、おしりを隠す大判の布がつきます。
最近は、フロッグと言って、ワンピースのような上着がセットされたものも多いです。
日本で買うなら、パンジャビドレス、パンジャービードレス、など、インドからのものが、ネットであります。

それでは、サイズについてです。先日、レディーメイド(パキスタンでも英語で言っていますね)の、シャルワールカミーズを買いました。私は、身長163cm、体重5?kgで、日本で一番最近買った服(と言っても2年前のロングコートです)が、11号です。私が行ったブティック??では、SMLの3サイズでした。MとL
を買いました。どちらも幅が大きすぎました。Lは、やっぱり大きすぎ、前身ごろ、後ろ身ごろの左右両方を、肩から裾まで、3cm3cm3cm3cm縫い縮めたら良さそうです。袖丈等は、幅を狭めたら、問題ない感じです。Mも1~2cmずつ大きいです。

そして、耐久性について、後日談です。Mの方は、洗濯1回で、一部が破れてしまいました。あまり服の数がないため、別のものが洗濯されるまでと着ました。2回目の洗濯で、もう着れない状態になりました。生地が悪いのもありますが、縫代の処理が全くされていませんでした。

もう二度と、レディメイドは買わないでしょう。

2011/11/11

パキスタン航空 機内食

パキスタンに1wayのチケットで、来ました。

成田を出た後、機内食をもらいました。
変なヌードルで、パキスタンでは中華料理は甘いのですかね、よく食べる私でも残しました。
ついていた白い魚みたいなものも、何だったんでしょうか。

チャイニーズとパキスタニが選べますが、パキスタニにした方が無難なように思います。

北京から発った後、機内食が出たのですが、サラダが苦いんです。
キャベツは切ったあと時間がたつと苦みが出るから...なんて思っていたら、レタスに紫キャベツの色が移ってました。
着色料の苦みでしょうか?

悪い前兆でしょうか。


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   機内食・裏技!(というほどではありませんが)

宗教食を指定してみてください。

夫がキャセイパシフィックで、モスリムミールを頼んだところ、一人だけ特別調理の機内食が出たそうです。とても美味しかったそうです。シートはエコノミーでしたが、味はファーストクラスのようだった、と言ってます。
ファーストクラスなんて座ったことがないのに、わかるのでしょうか。とにかく、パキスタン航空より、エミレーツより、おいしかったのは確かです。

他にも、ベジタリアンや、ユダヤ食などがありました。
http://www.cathaypacific.com/cpa/ja_JP/helpingyoutravel/specialmeals