ランピースキン(lumpy skin)病で飼っている乳牛が死んでしまった。牛が病気でラッシー飲ませるから、とか聞いていたけど、そういった病気だったとは。なにこの民間療法!
この、伝染するウイルス病は、以前から、シンド州では流行していたようです。
ちょっと前の、肉を食べる方のイードで、流行域が一気に広まったのではと疑ってます。
そういえば、そのイードの生贄の肉を食べすぎて、家族が病気していたのですが、イードの肉用の動物は、成長ホルモンか何だか注射をたくさんするからと聞きました。
来年は、生贄のヤギやらは、シーズンが始まる前に購入して、自分のところでデトックスした方がいいのかな?
病気を厩舎に持ち込むのも避けたいですしね。
ランピースキン病ですが、有効な治療法は確立されておらず、防疫かワクチンのみの対応らしいです。パキスタンの人によると、水牛はかかりにくいらしいです。私のいる地域では、水牛が最も多く、牛は痩せこけて小柄なホルスタイン柄と、背中にコブのある牛がいます。
シンドでは、もう、ワクチン接種が進んでいるようです。
ワクチンについて検索したら、アフガニスタンのニュースで、『パキスタンから密輸されたランピースキン病ワクチンに注意! それ、偽ワクチンだから。』という記事を見つけました。
うちの牛舎では、全部の牛・水牛を同じ水受けから飲ませているらしく、別の子牛もおできができてます。
蠅とかどうしたらいいんでしょうかね。節足動物が媒介するらしいです。
自宅のハエですら管理できずにいるのに。