2016/06/12

最近読んだ本

『サプリ』 おかざき真理
このコミックは、1~3巻がアマゾンで期間限定無料でしたが、1巻目で挫折しました。
主人公の働き方がおかしい。それに対して作者はおかしいと感じていない。
主人公の女性は広告代理店で働いているのですが、クライアントの広告主の要望を聞かず、自分の感性(根拠なし)で突っ走り、アーティストに間違った指示を出し、仕事をさせ、自分のアイディアを受け入れてくれないクライアントを、「アーティストの仕事が無駄になってしまった。この感性を理解しない広告種のおっさんは間違っている。」と断罪するんです。それで、仕事が忙しすぎて、忙殺されているって。
間違ってないですか?

それで、次に買った本が、

『USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門』 森岡毅
前半は納得の内容ですが、途中から違和感がしてきました。第8章の「マーケターに向いている人、いない人」を読んで分かりました。この外交的なマーケティング部長、私と正反対なんです。参考にしようにも、無理すぎなんです。私ってダメ人間? でも、読む価値のある本だと思いますよ。上記のコミックの問題点がわかりやすく具体的に描かれています。

で、心のバランスをとるために、次の本

『内向型人間のすごい力 静かな人が世界を変える』 スーザン・ケイン

パキスタン 名誉の殺人

最近、立て続けてニュースになってますね。

どっちもラホールですか?
つまり、田舎はもっと酷いし、だから、当たり前すぎて、ニュースにもならないのかとか勘ぐってしまいます。

ただ、なんとなく、ニュースのコメント欄を見て、前提状況の認識違いがあるように感じました。

日本では、子供は一家に2人や3人、1人ですが、パキスタンでは死ぬ分も産んでおくように感じます。

たった一人の娘を殺すのではありません。

残りの娘たちの結婚のため、息子たちが嫁に浮気されないように、小さな犠牲を払うのだと、私は想像しています。

きっと合理的なんだと思いますよ。

育てきれないほど産んで、兄弟の生存競争を生き抜いた強い子供が残る。大人になったら移民する。

2016/03/17

パキスタン 不審な予防接種



以前から、非常に強制的で、根拠のわからない、強制接種が不快でした。

昨日、経口生ポリオワクチンの職員が自宅に来ました。

『寝ているから、受けない』と断りました。お手伝いさんにも私は受けさせないと、なが長と理由を説明しました。



そして今日、お手伝いさんが、わたしに断らず、摂取させました。なんでも『警察が来た』そうです。



私が渡パキスタンした、約4年前は、そこまで強制的ではありませんでした。遊んでいて来なくても、またの機会に、と帰っていきました。

それが今では、メモ(子供の名前と生年月?)を取りながら、まわってます。

ビンラディンの殺害のころから、強制的になったように思います。

どうして、0歳から5歳まで年に何度も飲むのでしょうか?

日本では、生ワクチンの場合、2回、パキスタンなど流行地に渡航する場合は、3度目が推奨されています。注射の方は知りません。

つまり、医学的根拠のない強制接種です。

成人に接種しているのかはわかりませんが、年配者など、みんな抗体があるのでしょう。
ポリオだけではなく肝炎だったり麻疹だったり、パキスタンで生きながらえているってことは、すべての病気のサバイバーなんだと思います。
でも、外国行くときは、証明書が要るみたいです。



あまりに、無理強いされる感が、気持ちが悪いのですが

かといって、予防接種の危険をネットで検索すると、陰謀論みたいなサイトばかりがヒットします。



やはり、古くなった保管状況の悪い生ワクチンだと、20回ぐらいは飲ませなくてはいけない、といったところでしょうか?



余談ですが、以前インドネシアかどこか東南アジアのイスラム教エリアで、ポリオワクチンの製造で、『猿(ハラーム禁忌食)の肝臓(だったかな?)を使っている』、と問題になったことがありますが、パキスタンは無問題。家族の反応も無問題。多分、庶民の教育レベルの違いか、イスラームを自分の欲求に添わせるご都合主義か、何が原因かはわかりませんが、まったく気にしないようです。
よく行くスーパーでは注意喚起もなしでキッコーマンの隣で金華豚ソースが売っています。

夫に聞きたいのですが、日本にいたころは、なんであんなに、薬のカプセルがゼラチン由来か植物性か、こだわったの? やっぱり、日本では店員でもお客さんでもお願いすると原材料名を読んでもらえるけど、パキスタンでは聞けないよね。


参考サイト
外務省 海外安全ホームページ
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo.asp?infocode=2014C251 失効しているが詳しい
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo.asp?infocode=2015C373 現在有効



子宮頸がんのワクチン被害のニュースを見ました。発がん性のあるヘルペスウイルスの約半分に効果のあるワクチンでしたっけ?その程度の効果で、中高生の女の子が、そんな重い後遺症に苦しんでいるなんて、と気の毒に思ってます。
因果関係がはっきりした後、責任は国が持つのか、製薬会社が経費を払うのか、気になってます。